ダイビング器材レンタル vs マイ器材|安全性の観点から比較!

ダイビングをする上で、安全性は最も重要なポイントです。レンタル器材とマイ器材(購入した自分専用の器材)では、どちらがより安全なのか? それぞれのメリット・デメリットを安全性の観点から詳しく比較します。

ダイビングの安全性に関わる器材とは?

ダイビング器材の中で、安全性に大きく関わるのは以下の装備です。

器材 が安全性に関わるポイント💡

レギュレーター は、呼吸に直接関わることやショップの考え方によってオクトパス(予備の空気源)の方向が違い緊急時の対応方法が異なり故障すると命に関わる事があります。

BCD/インフレーター(浮力調整装置)は浮力調整のために空気の出し入れの操作方法がメーカーによりボタンの位置が異なり 緊急時や浮力コントロール時に円滑操作が重要になります。

ダイブコンピューター は、潜水時間や減圧管理(NDL)の表示場所や表示方法がメーカーによって違いがある事もあり慣れていないと装着しているだけで本来の目的をなさず誤作動があると危険性が高くなります。

ウェットスーツ低体温の予防や外的刺激などを目的に着用する事からサイズが小さければ苦しく低体温症のリスクは低いと思われるが、反対に身幅が大きくゆるいウエットスーツを着用の際は、低体温症のリスクは当然にあがります!その他、サイズが小さいため手足の長さが短ければ肌が露出するので外的刺激(クラゲや岩などに擦る)は完全に防げません。

ドライスーツ 、ウエットスーツと同様で低体温症予防と保護が大きな目的でありますが、ドライスーツとウエットスーツの大きな違いは、空気で身体を保温するか?スーツ内に微量の水を入れて身体を保温するのか?と言う違いがあります。その他、吸気バルブの操作方法や排気バルブの操作方法や排気バルブの位置などメーカーにより異なります、水中では、すべてドライスーツで浮力を取る方法や主にウエットスーツ同様にBCDで浮力をとりドライスーツには水圧で身体が痛くない程度に吸気して潜るなど、人により色々ありますが、最も重要なことは水がスーツ内に入らない事です。

マスク/スノーケルはマスクは肌に常にあたるモノですから、メーカーによりシリコンの柔らかさやフィット感など結構違います!それに価格に比例して快適さが違うと言っても過言ではありません。

フィン/ブーツはまずブーツですがマスク同様で肌に触れるもので大きすぎても小さすぎてもマメや擦れで炎症を起こしたりしてストレスになります。フィンは、プラフィンやゴムフィン等、素材の違いで重さや反発力が違い、ん?と些細な事ですが推進力の差でキック数が変わったり、重さの違いでトリム姿勢のバランスが変わったり、ブーツサイズとフィンのポケットサイズの違いで痛さやゆるさのストレスを感じたりします。

これらの器材が適切に機能しないと、安全なダイビングができなくなる可能性が上がります。

レンタル器材の安全性

レンタル器材のメリット

定期的なメンテナンスがされている(ショップによっては...?)

最新の器材が試せることがある(新しい器材好きなオーナーのショップはあると思います...。ピースフルには、全種類とはいきませんが多々あります)

忘れ物や故障時のバックアップがある(店舗で交換可能ショップによってかな...?)

レンタル器材のデメリット(安全性のリスク)

フィット感が悪い可能性があるBCDのサイズが合わない、マスクが曇りやすいなど)

使い慣れていない器材でトラブルが起こりやすい(緊急時に適切な操作ができない)

劣化している器材があることも(小さなショップや管理が行き届いていない場合)

前回の使用者の使い方が不明(レギュレーターの状態やマウスピースの衛生面)

マイ器材(購入した自分の器材)の安全性

マイ器材のメリット

自分の体にピッタリ合ったモノのため、トラブルが起こりにくい

毎回同じ器材を使うので、操作に慣れていてミスが減る

衛生面で安心(特にレギュレーターやウェットスーツ&ドライスーツ)

自分でメンテナンスを徹底できる(安全性を自分で管理可能)

マイ器材のデメリット(安全性のリスク)

メンテナンスを怠ると危険(特にレギュレーターは年1回のオーバーホール必須)

持ち運びが大変で、海外では運搬中の破損リスクがある可能性がある

モデルが古くなると新しいモノが欲しくなる(最新の安全機能搭載品など魅力的に感じる)

緊急時の対応力|どちらが安全?

レンタル器材の緊急時のリスク

使い慣れていないため、素早い操作ができないことがある

BCDやレギュレーターの種類が異なると、ボタンの位置が分かりにくい

レンタル品が不具合を起こした場合、すぐに異変に気付きにくい症状際は危険リスクが上がる

マイ器材の緊急時のリスク

メンテナンスを怠ると、突然の故障につながる

修理が必要な場合、現地で対応が難しいことも

BCDやレギュレーターの使い方をしっかり理解していれば、安全性は高い

「使い慣れた器材」 であることが、安全性に直結!(レンタカーよりマイカーの方が安全に操作出来て安全運転につながります)

マイ器材なら緊急時でも迷わず対応しやすい!

 どの器材をマイ器材にすると安全性が高まる?

すべての器材を購入するのが理想ですが、コスト面も考慮すると、特に 「安全性を高めるために最優先で購入すべき器材」 は以下の通りです。

レギュレーター(最優先!)

安全性への影響度:★★★★★

理由:

呼吸を確保するための最も重要なものです、故障すると致命的

レンタル品は過去の使用状況が分からない(故障リスク)

マウスピースの衛生面が気になる

ダイブコンピューター(最優先!)

安全性への影響度:★★★★★

理由:

減圧症リスクを防ぐためには絶対に必要

個人のダイブデータを記録できるので、より安全なダイビングが可能(コンピューターの機能で減圧症のリスクを担保する保守レベルがあるモノがあります)

ドライスーツ(最優先!)

安全性への影響度:★★★★★

理由:

サイズが合わないとドライスーツの性能が発揮できない、水の侵入で不快に感じる

ブーツや足先に空気が多く流れ込んでジタバタして緊急対応が遅くなり(足が上がった状態で急浮上をしてしまうリスクがあります)

レンタル品は衛生面がきになる

BCD(浮力調整装置)

安全性への影響度:★★★★☆

理由:

自分に合ったサイズのものを使うことで、緊急時の浮力調整がスムーズ

レンタル品の劣化やエア漏れが起こるリスクを回避できる

ウェットスーツ

安全性への影響度:★★★☆☆

理由:

サイズが合わないと体温低下のリスクがある

レンタル品は衛生面がきになる

 

結論:どちらが安全?

総合的に見ると、マイ器材の方が安全性は高い!

ただし、レンタル器材でも定期メンテナンスがされている場合は十分安全 です。以下の基準で選ぶとよいでしょう。

レンタル器材の利用が向いている人

まだダイビングを始めたばかりで、続けるか分からない

年に数回しか潜らない

旅行先での手荷物を減らしたい

信頼できるショップでレンタルする

マイ器材にすべき人

ダイビングを本格的に続ける予定がある

安全性を最優先に考えたい

緊急時でも確実に操作できるようにしたい

レンタルの器材の状態や衛生面が気になる

特に「レギュレーター」「ダイブコンピューター」「ドライスーツ」「BCD」は安全性を考えるとマイ器材がおすすめ!

結論:レンタルでも安全なショップを選べば問題ないが、使い慣れたマイ器材の方がより安全にダイビングを楽しめる!

  • ブログをご覧ください!