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はじめに|「もっと楽に、もっと楽しく」潜るために
オープンウォーターダイバーを取得したけれど、実際に海へ出ると「中性浮力が安定しない」「深場が怖い」「コンパスがうまく使えない」「フィンキックをしても思うように進まない」など、人によってさまざまな悩みが出てきます。
そんな苦手分野や不安を、テーマごとに整理して練習できるのがPADIスペシャリティ・コースです。
「スペシャリティはいらない」と考える方もいますが、Peacefulでは、カードの枚数を増やすためではなく、行きたい海や現在の課題に合わせて必要なコースを選ぶことで、安全性と楽しさを高められると考えています。
結論|ダイビングのスペシャリティは全員に必要ではありません
結論から言うと、PADIスペシャリティは、すべてのダイバーが同じ順番ですべて受講しなければならないものではありません。
現在のスキルに大きな不安がなく、行きたい海や挑戦したいダイビングがまだ決まっていない場合は、まずファンダイビングで経験を重ねる方法もあります。
一方で、中性浮力を安定させたい、深いポイントへ行きたい、ドライスーツを安全に使いたい、コンパスを使って水中での位置を把握したいなど、課題や目的が明確な場合には、自己流で繰り返すよりも、必要な知識と技術を整理して学べるメリットがあります。
大切なのは、認定カードを増やすことではなく、今の自分と行きたい海に必要なスペシャリティを選ぶことです。
PADIスペシャリティとは?
PADIスペシャリティとは、特定のスキルや環境に特化して、知識と技術を深めるためのコースです。1日で受講できるものから、複数回のダイビングを通して段階的に学ぶものまで、さまざまな種類があります。
- 中性浮力を磨く:ピーク・パフォーマンス・ボイヤンシー(PPB)
- 水中で現在位置と帰路を把握する:水中ナビゲーション
- 深い場所を安全に楽しむ:ディープ・ダイバー
- 秋から春の伊豆を快適に潜る:ドライスーツ・ダイバー
- 酸素濃度の高いガスを正しく管理する:エンリッチド・エア・ダイバー
このほかにも、ボート、DSMB、水中写真、魚の見分け方など、目的に合わせた多くのスペシャリティがあります。
ダイビングのスペシャリティが「いらない」と言われる理由
認定カードを増やすだけになってしまうことがある
講習の目的を理解せず、カードを集めることだけが目的になると、受講した内容を実際のダイビングに活かせない場合があります。受講前に「何をできるようになりたいのか」を明確にすることが大切です。
ファンダイビングで経験を重ねれば上達できることもある
同じポイントで継続して潜り、適切なアドバイスを受けられる環境であれば、ファンダイビングの中でも少しずつ上達できます。ただし、通常のガイド付きダイビングは講習ではないため、特定のスキルを最初から順序立てて練習できるとは限りません。
教える人や講習内容によって満足度が変わる
同じ名称のスペシャリティでも、説明方法、練習量、開催環境、講習後のサポートによって受講後の実感は変わります。料金だけでなく、何をどのように練習するのかを確認して選ぶことが重要です。
AOWとスペシャリティの違い
PADIアドバンスド・オープンウォーター・ダイバー(AOW)は、ディープ、ナビゲーションなど複数のテーマを体験しながら、ダイビング経験の幅を広げるコースです。
一方、スペシャリティは、中性浮力、ドライスーツ、ディープなど、一つの分野について知識と技術をより深く学ぶコースです。
- AOW:複数のダイビングを経験して、行動範囲と楽しみ方を広げたい方
- スペシャリティ:特定の苦手分野を改善したい方、目的の海に必要な技術を身につけたい方
AOWとスペシャリティのどちらを先に受けるかは、現在の経験本数、苦手なスキル、今後行きたい海によって変わります。迷っている方は、現在の状況をお聞きしたうえでご案内します。
PeacefulがおすすめするPADIスペシャリティ5選
1.ピーク・パフォーマンス・ボイヤンシー(PPB)
中性浮力、姿勢、呼吸、ウエイト量などを見直し、水中で無駄な動きを減らすためのスペシャリティです。エアの消費、フィンキック、写真撮影、生物観察など、多くのダイビングスキルの土台になります。
2.水中ナビゲーション
コンパスと自然の目印を使い、現在位置、進行方向、帰路を把握する力を身につけます。ガイドについて潜る場合でも、水中で周囲を把握できるようになることで、気持ちに余裕が生まれます。
3.ディープ・ダイバー
深い場所で起こる変化やリスク、ガス管理、浮上計画などを学びます。深度が増えるほどエア消費や無減圧限界の管理が重要になるため、深いポイントへ行きたい方に役立ちます。
4.ドライスーツ・ダイバー
ドライスーツの空気を使った浮力調整、姿勢、吹き上がりへの対応などを練習します。伊豆ではドライスーツを使うことで、秋から春を含めて一年を通して継続的に潜りやすくなります。
5.エンリッチド・エア・ダイバー
空気より酸素濃度が高く、窒素割合の低いガスを安全に使用するための知識を学びます。酸素濃度の確認、最大深度、ダイブコンピュータの設定などを理解し、適切なダイブ計画のもとで窒素負荷や無減圧限界を管理します。
▶ Peacefulで受講できるPADIスペシャリティの種類・料金を見る
スペシャリティを受ける3つのメリット
- 安全に関する知識と判断力を高められる
特定の環境で起こりやすい問題や対応方法を学ぶことで、水中で焦らず行動しやすくなります。 - 楽しめるポイントやダイビングの範囲が広がる
深度、季節、環境、ダイビングスタイルに対応できるようになることで、参加できるポイントの選択肢が増えます。 - 上達を実感しやすく、自信につながる
苦手なことをテーマごとに練習することで、自分の変化を確認しやすくなります。
今すぐスペシャリティを受けなくてもよい人
次のような場合は、無理にスペシャリティを増やす必要はありません。
- 現在のダイビングに大きな不安や苦手分野がない
- 行きたい海や挑戦したいダイビングがまだ決まっていない
- 受講目的がなく、認定カードの枚数だけを増やしたい
- まずは初心者向けのファンダイビングで経験を重ねたい
ただし、長期間潜っていない場合は、スペシャリティより先にPADI ReActivateなどで基本スキルを確認する方が適していることもあります。
自分に合うスペシャリティの選び方
最初に「何が苦手なのか」「どこへ行きたいのか」「どの季節に潜りたいのか」を整理します。
- 中性浮力や姿勢を改善したい:PPB
- 水中で方向が分からなくなる:水中ナビゲーション
- 水深18mを超えるポイントを目指したい:ディープ・ダイバー
- 秋から春も伊豆で継続して潜りたい:ドライスーツ・ダイバー
- 旅行先で複数本潜る機会が多い:エンリッチド・エア・ダイバー
ダイビングを始めたばかりで全体的に経験を広げたい方には、先にPADIアドバンスコースを受講し、その後に必要なスペシャリティを選ぶ方法もあります。
Peacefulでスペシャリティを受講する魅力
- 少人数制で、一人ひとりの課題に合わせて練習できる
- 中性浮力、姿勢、呼吸、フィンワークなどの基礎を重視する
- 西伊豆を中心に、講習内容に合ったダイビングポイントを選ぶ
- 講習後も伊豆ファンダイビングの中で継続して練習できる
- 対象となる講習では、講習用レンタル器材を無料で利用できる
また、PADIレスキュー・ダイバー、5種類のPADIスペシャリティ、ログブックに記録された50ダイブ以上の条件を満たすことで、アマチュアダイバーの最高ランクであるPADIマスター・スクーバ・ダイバーを目指せます。
レスキュー講習については、PADIレスキュー・ダイバーコースをご覧ください。
PADIスペシャリティについてよくある質問
スペシャリティを取得しないとファンダイビングに参加できませんか?
すべてのファンダイビングでスペシャリティ認定が必要なわけではありません。ただし、ポイントの深度、環境、現地サービスの参加条件によって、認定ランクや経験本数が指定される場合があります。
オープンウォーター取得後、すぐに受講してもよいですか?
参加条件を満たしていれば受講できるコースもあります。ただし、現在のスキルや体力によって適した順番は変わります。まずAOWで経験を広げた方がよい場合と、PPBやドライスーツなど特定の課題を先に練習した方がよい場合があります。
スペシャリティを受ければ必ず上手になりますか?
受講しただけで自動的に上達するわけではありません。講習で学んだ内容を、その後のファンダイビングでも繰り返し練習することが大切です。
まとめ|必要なスペシャリティを目的に合わせて選びましょう
PADIスペシャリティは、すべてのダイバーが同じ順番ですべて取得するものではありません。
しかし、現在の苦手分野や行きたい海が明確であれば、必要な知識と技術を整理して学び、ダイビングの安全性と楽しさを高める有効な方法です。
Peacefulでは、認定カードを増やすことだけを目的にせず、現在の経験、苦手なスキル、今後行きたい海を確認しながら、一人ひとりに合う講習をご提案します。
講習後は、伊豆ファンダイビングの中で学んだスキルを継続して練習できます。



