ダイビング知識

11月の伊豆でドライスーツを勧める理由|オープンウォーター講習と実測水温

11月に伊豆でオープンウォーター講習を受講する方へ、Peacefulではドライスーツを必ずご提案しています。
講習1日目の限定水域は、足の着く浅場で基本スキルを繰り返し練習するため、水中にいる時間が長くなります。2025年11月に記録した水温は16~21℃。寒さを我慢せず、講習に集中していただくためのご提案です。

ハイさーい!こんにちは。

10月も引き続き、ダイビングを始めたいお客様や、ダイビングに情熱を注ぐお客様たちが、講習やファンダイビングにお越しいただいています。

初めて海の中で呼吸する方、ダイビングライセンス取得を目指す方、もっと上手に潜れるようになりたい方、休日の多くをダイビングに使うほど海に情熱を注いでいる方など、目的は一人ひとり異なります。

11月が近づくと、これからダイビングを始めるお客様から、次のようなご質問をいただきます。

「11月でもオープンウォーター講習を受けられますか?」

「ウェットスーツではだめですか?」

「初めてなのにドライスーツを使えますか?」

「ファンダイビングも全員ドライスーツですか?」

結論からお伝えすると、11月も伊豆でPADIオープンウォーターダイバー講習を受講できます。

ただしPeacefulでは、11月以降にオープンウォーター講習を受講されるお客様へ、ドライスーツを必ずご提案しています。

一方、ファンダイビングや一部のステップアップ講習では、当日の水温・気温・潜水時間・コース内容・寒さへの強さによって、ウェットスーツを選べる場合があります。

今回は、2025年11月にPeacefulが実際に記録した水温データをもとに、オープンウォーター講習でドライスーツをご提案する理由と、講習内容によるスーツ選びの違いを解説します。

10月も講習・ファンダイビングを開催しています

10月も、PADIオープンウォーターダイバー講習、ステップアップ講習、ファンダイビングなど、さまざまな目的を持ったお客様をご案内しています。

Peacefulでは、ライセンスを発行することだけをゴールにしていません。安全に楽しむための技術と知識を身につけ、その先にある伊豆の海を長く楽しんでいただくことを大切にしています。

最近の講習やファンダイビングの様子は、以下のInstagramからご覧いただけます。

2025年11月に記録した伊豆の実測水温

Peacefulが2025年11月1日から30日までに記録したダイブログでは、最高21℃・最低16℃でした。

11月の水温は一定ではありません。月の前半と後半、潜るポイント、深度、潮の状態によって差が出ます。

時期 実測水温 装備を考えるポイント
11月前半 20~21℃ 水温は比較的高くても、気温と風に注意
11月中旬 16~20℃ 深度や潮による水温差に注意
11月後半 16~19℃ ドライスーツを基本に防寒を準備

11月前半には20℃を超える日がある一方、中旬から後半には16~18℃の水に触れる場合があります。

水面付近ではそれほど寒く感じなくても、深い場所に冷たい潮が入っていることがあります。また、水中から上がった後は気温や風の影響を受けます。

そのため、スーツ選びは最高水温だけでなく、最低水温、気温、風、潜水時間、潜る本数、講習内容まで考えて判断する必要があります。

※掲載している数値は、2025年11月にPeacefulが水温資料として集計したダイブログに基づいています。水温は年、日程、ポイント、深度、潮の状態などによって変化します。

オープンウォーター講習でドライスーツを提案する理由

Peacefulでは、11月以降にPADIオープンウォーターダイバー講習を受講されるお客様へ、ドライスーツの使用を必ずご提案しています。

これは単に「11月は寒いから」という理由だけではありません。

1.限定水域は浅場での練習時間が長いから

オープンウォーター講習1日目は、足の着く浅場で限定水域講習を行います。

器材のセッティング、水中での呼吸、マスククリア、レギュレーターリカバリー、浮力調整など、ダイビングに必要な基本スキルを一つずつ練習します。

ファンダイビングのように一定のペースで泳ぎ続けるのではなく、説明を聞いたり、ほかの受講者の練習を待ったり、同じ場所で繰り返し練習したりする時間が長くなります。

水温が比較的高い日でも、浅場に長時間とどまっていると身体が少しずつ冷えていきます。

2.寒さを我慢すると講習に集中しにくくなるから

身体が冷えると、呼吸が速くなったり、手足が動かしにくくなったり、説明に集中しにくくなったりすることがあります。

初めてダイビング器材を使用するだけでも、受講者には覚えることがたくさんあります。

そこへ寒さが加わると、本来は落ち着いてできるスキルでも、難しく感じてしまう場合があります。

寒さを我慢して短時間で終わらせるのではなく、落ち着いて繰り返し練習できる環境を整えるために、ドライスーツをご提案しています。

3.ドライスーツの使い方も最初から学べるから

ドライスーツは、身体を濡れにくくするだけのスーツではありません。自分の身体に合ったドライスーツを正しく着用すれば、基本的に水に触れるのは顔と手だけです。

伊豆ダイビングで使用するドライスーツの種類とデザイン例
ドライスーツにはさまざまな種類やデザインがあります。身体に合ったサイズを選び、正しい給排気と浮力調整を身につけることが大切です。

ドライスーツには、スーツへの給気、排気、水中での姿勢、浮力調整など、ウェットスーツとは異なる操作があります。

講習の段階から正しい使い方を学ぶことで、認定後も秋・冬・春の伊豆で継続して経験を積みやすくなります。

4.ライセンス取得後の選択肢が広がるから

伊豆では、夏だけでなく年間を通してダイビングを楽しめます。

ドライスーツを使用できるようになると、透明度が上がりやすい冬の海や、春のダイビングも選択肢に入ります。

ライセンスを取得して終わりではなく、その後も伊豆の海で経験を積んでいただくためにも、ドライスーツの操作を身につけることには大きな意味があります。

「必ず提案」と「一律に強制」は違います

Peacefulでは、講習内容と身体が冷える可能性をご説明したうえで、11月以降のオープンウォーター講習ではドライスーツを必ずご提案しています。受講者の体調、身体的な条件、サイズ、当日の海況なども確認しながら、安全に講習できる方法をご案内します。

ファンダイビングなどはウェットスーツでもいい?

11月だからといって、すべてのダイビングでドライスーツを一律に必須としているわけではありません。

ファンダイビングや一部のステップアップ講習では、当日の水温や気温、潜水時間、コース内容、寒さへの強さによって、ウェットスーツを選べる場合があります。

参加内容 Peacefulの基本的なご案内 理由
オープンウォーター講習 ドライスーツを必ず提案 1日目の限定水域で、浅場の水中にいる時間が長いため
ファンダイビング 条件によってウェットスーツも選択可能 水温、気温、潜水時間、寒さへの強さを確認して判断
ステップアップ講習 講習内容に合わせて判断 水中での待機時間や練習内容がコースによって異なるため

同じ水温でも、寒さの感じ方には大きな個人差があります。

「去年は11月でもウェットスーツで大丈夫だった」という方でも、その日の気温や風、潜る本数によっては寒く感じることがあります。

ウェットスーツかドライスーツか迷っている場合は、予約時に経験本数、使用経験、寒さへの強さをお知らせください。

初めてのドライスーツでも大丈夫です

初めてドライスーツを使用する方に、説明をせずそのまま海へ入っていただくことはありません。

着用方法、首や手首のシールの扱い方、給排気、浮力調整、水中での姿勢、万一足側に空気が移動した場合の対処などを説明し、浅場から練習します。

ドライスーツは正しく使用すれば、寒い時期のダイビングを我慢の時間ではなく、快適に海を楽しむ時間へ変えてくれます。

ドライスーツの操作を重点的に練習したい方は、ドライスーツSP講習をご確認ください。

これからライセンスを取得する方には、オープンウォーター+ドライスーツSPコースもご用意しています。

11月からダイビングを始めるメリット

11月は夏の混雑が落ち着きやすく、少人数で基本スキルを練習したい方にも検討しやすい時期です。

ドライスーツを使用して講習を受ければ、ライセンス取得後も冬から春にかけて継続して潜りやすくなります。

ダイビングは、ライセンスを取得した時点で完成するものではありません。認定後も間を空けずに潜り、少しずつ経験を積むことが上達につながります。

Peacefulでは、ライセンスを発行するだけではなく、取得後のファンダイビングやステップアップ講習まで継続してサポートしています。

コース日程や料金を比較したい方は、伊豆で取得できるPADIダイビングライセンスコース一覧をご覧ください。

伊豆の季節やダイビングポイントについて知りたい方は、伊豆の海を知る完全ガイドもご確認ください。

11月のドライスーツ講習でよくある質問

11月の伊豆の水温は何度くらいですか?

Peacefulが2025年11月に記録したダイブログでは、16~21℃でした。11月前半は20℃前後の日がありましたが、中旬から後半には16~19℃も記録しています。

11月のオープンウォーター講習ではドライスーツを使いますか?

Peacefulでは、11月以降のオープンウォーター講習にドライスーツを必ずご提案しています。1日目の限定水域では、浅場で説明を聞いたり基本スキルを繰り返したりするため、水中にいる時間が長く身体が冷えやすいからです。

ファンダイビングもドライスーツでなければ参加できませんか?

一律にドライスーツを必須としているわけではありません。水温、気温、風、潜水時間、ダイビング内容、寒さへの強さを確認し、条件によってはウェットスーツでも参加できます。

ドライスーツを使ったことがなくても講習できますか?

初めての方には、着用方法、給排気、浮力調整、水中姿勢などを浅場から説明します。分からない状態でそのまま深い場所へ行くことはありません。

ドライスーツの中には何を着ますか?

水温だけでなく、気温や寒さへの強さに合わせてインナーを選びます。汗を吸いやすく乾きやすい素材を基本に、当日の条件に合わせて調整します。

自分の器材を持っていなくても受講できますか?

レンタル器材をご用意しています。ドライスーツはサイズ確認が必要なため、ご予約時に身長、体重、足のサイズなどをお知らせください。

東京・神奈川方面からも参加できますか?

新幹線や電車を利用して参加できます。集合場所や送迎については、東京・神奈川方面から伊豆ダイビングへ参加する方法をご確認ください。

11月から伊豆でダイビングを始めませんか?

11月の伊豆でも、ドライスーツを使用すればオープンウォーター講習を受講できます。

Peacefulがドライスーツをご提案するのは、単に冬用の装備をおすすめしたいからではありません。

講習1日目の限定水域で寒さを我慢せず、落ち着いて基本スキルを練習していただくためです。

ファンダイビングやその他のコースでは、当日の条件や寒さへの強さによって、ウェットスーツを選べる場合もあります。

ドライスーツが初めての方や、自分に合うコースが分からない方も、現在の経験やご希望をお知らせください。

\11月のダイビング講習をご相談ください/

執筆・監修
ダイビングショップPeaceful代表 渡邉有祐
PADI Master Instructor/PADI Elite Instructor(2024・2025)/EFR Instructor
静岡県富士市を拠点に、西伊豆を中心とした伊豆各地でダイビング講習・ファンダイビングツアーを開催しています。

※掲載している水温は、Peacefulが2025年11月に記録したダイブログを集計したものです。水温・海況は、年、日程、ポイント、潜水時間、深度、潮の状態などによって変化します。今年の水温を保証するものではありませんので、装備を選ぶ際の参考データとしてご覧ください。

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