バイク、ゴルフ、釣り、登山、ダイビングを実体験から比較。長く楽しめる趣味を見つけるヒントを紹介します。先日、30年弱ぶりに高校時代のプチ同窓会に参加しました。
そこで話題に上がったのが、
「あと数年で子どもにお金や時間がかからなくなるから、何か趣味を探している」
「最近、こんな趣味を始めたよ」
といった話でした。
私たちの世代は、いわゆる就職氷河期世代です。
賃金が思うように上がらない時代を過ごし、家庭や子どものことを優先しながら、堅実に生活してきた同級生も多くいます。
そのためか、これまで特に趣味を持たずに過ごしてきた人も少なくありませんでした。
そんな中、老後のことをあまり顧みず、趣味や子どもとの生活に没頭してきた私に、同級生たちは興味津々でした。
「何が一番面白かった?」
「自分には何が合うと思う?」
「今から始めるなら、何がいいかな?」
いろいろな質問を受けるうちに、同じように新しい趣味を探している40代・50代の方にも、私の経験が少し参考になるかもしれないと思い、この記事を書いてみることにしました。
40代・50代になると、仕事や子育てが少し落ち着き、「何か新しい趣味を始めたい」と考える方も多いのではないでしょうか。
私もこれまで、バイク、ゴルフ、ブラックバス釣り、登山、そしてダイビングと、さまざまな趣味を経験してきました。
最初にお伝えしたいのは、この記事は「どの趣味が一番良いか」を決めるものではないということです。
どれも、その人に合えば素晴らしい趣味ですし、それぞれに違った魅力があります。
また、ネットで調べた情報をまとめた記事でもありません。
恥ずかしながら、今回紹介する趣味はすべて、私自身が実際に経験してきたものです。
私自身が実際に長年楽しんできた趣味を振り返りながら、「続けてみて感じたこと」を、一人の経験者としてお伝えしたいと思います。詳しい経歴は、スタッフ紹介に掲載しています。
バイクは自由や爽快感を味わえる一方、公道を走る以上、周囲や天候に気を配る緊張感もある趣味ですパッと読むための目次
バイク|自由を感じられる趣味
私がバイクに乗り始めたのは高校生の頃です。
風を感じながら走る爽快感。
知らない景色へ行ける自由。
目的地がなくても、ただ走るだけで楽しい。
これはバイクならではの魅力です。
一方で、公道を走る以上、事故のリスクとは切り離せません。
自分が気を付けていても、周囲の車や道路状況、天候など、常に気を配る必要があります。
だから私は、バイクは今でも大好きですが、「心から癒される趣味」というより、適度な緊張感も含めて楽しむ趣味だと感じています。
ゴルフは仲間との時間や達成感を楽しめる一方、続けるほどスコアとの勝負になりやすい趣味です。ゴルフ|楽しさが、いつしかスコアとの勝負になる
ゴルフも夢中になりました。
一番やっていた頃は、アベレージ90弱くらいでした。
ゴルフを始めたのは20代前半です。
人生の先輩方に誘っていただき、最初は自然の中で人との時間を楽しむことが目的だったはずです。
でも、続けているうちに、
「90を切りたい」
「次は80台を出したい」
そんな気持ちが強くなります。
向上心があるからこそですが、私の場合は、いつの間にか「癒し」よりも「スコア」が気になる時間の方が増えていました。
ブラックバス釣りは、ルアー選びや魚との駆け引きが魅力。夢中になるほど、釣果や道具へのこだわりも深くなります。ブラックバス釣り|釣果を求めるほど奥が深い
ブラックバス釣りも、本当に夢中になりました。
ロッドは15本ほど持ち、時間があれば湖へ向かっていました。
ルアーを選び、ポイントを読み、魚との駆け引きを楽しむ。
今でも素晴らしい趣味だと思っています。
でも、続けていくと自然に、
「今日は釣れるかな」
「昨日は釣れていたのに」
「もっと大きい魚を釣りたい」
と、結果を求めるようになります。
それも釣りの魅力ですが、釣れない日は少し悔しく、気が付けばストレスに変わることもありました。
そして、さらに夢中になると、
「バスボートを買えば、もっと釣れるのではないか?」
「本当に買ってしまおうか?」
そんなことまで考えるようになりました。
釣りは、一度深くハマると、道具も環境も際限なく広がっていく趣味だと思います。
登山は自然や達成感を楽しめる一方、山頂や目的地へたどり着くまでには体力と忍耐力も必要です。登山|癒しは山頂にある
高校時代は山岳部でした。
これまでに富士山には3回登りました。
今後も機会があれば、あと数回は登ってみたいと思っています。
現在も年に数回は低山を歩きます。
山の静けさや景色は、本当に気持ちがいいものです。
でも、私にとって登山は、自然に親しめる素晴らしい趣味である一方、その癒しは山頂や目的地へたどり着いた先にあるものだと感じています。
そこへ行くまでには体力も必要ですし、ときには修行のような忍耐力も必要です。
登りだけではなく、登った後には同じ距離を下りなければなりません。
その過程も含めて楽しめる人には、最高の趣味だと思います。
ダイビング|30代で出会い、今も続いている趣味
私がダイビングを趣味として始めたのは、30代前半です。
その後、ご縁があって仕事にもなりました。
だから、他の趣味と比べた末に、ダイビングを選び直したわけではありません。
ただ、バイクやゴルフ、釣り、登山などを経験してきた今、改めて振り返ると、ダイビングには少し違う魅力があると感じています。
もちろん、ダイビングにも技術は必要です。
耳抜きや中性浮力など、最初は覚えることもあります。
でも、海へ入ってしまえば世界が変わります。
スマートフォンは鳴りません。
仕事の電話もありません。
車の音も聞こえません。
誰かと競争する必要もありません。
一緒に潜っている人とも、基本的に会話はありません。
ただ、自分の呼吸と、魚たちが泳ぐ静かな世界があります。
海の中では、釣果やスコアのような結果を求めなくても、その時間自体を楽しむことができます。
私は、この「何もしない時間」こそが、ダイビング最大の魅力だと思っています。
ダイビングに興味を持った方へ
私が感じた、それぞれの趣味の違い
| 趣味 | 私が感じた魅力 | 長く続けて感じたこと |
|---|---|---|
| バイク | 自由・爽快感 | 緊張感も含めて楽しむ趣味 |
| ゴルフ | 人との時間・達成感 | 気付けばスコアとの勝負になる |
| ブラックバス釣り | 駆け引き・奥深さ | 釣果を求めるほどストレスや出費も増える |
| 登山 | 自然・達成感 | 癒しは目的地、その途中には忍耐も必要 |
| ダイビング | 非日常・静けさ | その時間自体を楽しみやすい |
※あくまで、私自身が長年楽しんできた経験から感じたことです。
趣味に正解はありません
どの趣味にも魅力があります。
どの趣味にも、向いている人がいます。
だから、「これが一番」と言うつもりはありません。
ただ、いろいろな趣味を経験してきた今、私が感じるのは、長く続く趣味とは、無理に頑張らなくても、自分を自然体に戻してくれるものではないかということです。
私にとって、その一つがダイビングでした。
ダイビングを仕事にしている今でも、海へ入ると日常から切り離されたような感覚があります。
皆さんにも、10年後、20年後に「続けていて良かった」と思える趣味に出会っていただけたら嬉しく思います。
次回は、趣味にかかる費用を比較します
今回は、それぞれの趣味の魅力と、長く続けて感じたことについてお話ししました。
次回は、
「バイク・ゴルフ・釣り・登山・ダイビング、本当にお金がかかる趣味はどれ?」
をテーマに、私が実際に経験した範囲で、始めるための費用や、続けるためにかかった費用を比較してみたいと思います。
■ このシリーズについて
この記事は、私自身が長年楽しんできた趣味や、その経験をもとに感じたことを書いています。
趣味に正解はありませんし、楽しみ方や感じ方も人それぞれです。
「どれが一番良い趣味か」を決めるためではなく、これから新しい趣味を始めようと思っている方が、自分に合った趣味を見つけるきっかけになれば嬉しく思います。
これからも、実際に経験してきたからこそ伝えられる「40代・50代から始める大人の趣味比較」を、数回に分けてお届けしていきます。



