初心者が最初に買うならドライスーツ|伊豆で失敗しない選び方
ダイビング器材を購入しようと考えたとき、「初心者がドライスーツを買うのはまだ早い?」「まずは軽器材からそろえた方がいい?」「レンタルでも問題なく潜れるのでは?」と迷う方も多いと思います。
レンタル器材と自分専用の器材の違いについては、過去の記事「ダイビング器材レンタル vs マイ器材|安全性の観点から比較」でも詳しくご案内しています。
Peacefulでは、伊豆を中心に潜る方だけでなく、沖縄や国内外のリゾートで潜る方も含め、安全に楽しく、細く長くダイビングを続けたい初心者の方には、ダイブコンピューターと並び、ドライスーツを最初に購入を検討してほしい器材と考えています。
これは、レンタル器材が悪いという意味でも、初心者全員がすぐに購入しなければならないという意味でもありません。
ただし、旅行のときだけ潜り、次のダイビングまで数か月以上間が空く状態が続くと、器材の操作や浮力調整、水中での身体の使い方を思い出すところから始まりやすくなります。潜る場所にかかわらず、無理のない頻度で継続し、前回の経験を次へつなげることが、安全と上達の両方にとって大切です。
身体に直接触れるドライスーツが自分にフィットし、給排気や浮力調整を毎回同じ感覚で練習できることが、水中での余計なストレスを減らし、着実な上達につながると考えているからです。
このページの結論
潜る地域を問わず、安全に楽しくダイビングを続けたい方には、自分の身体に合ったドライスーツを早い段階から使用することをおすすめします。
ただし、価格やデザインだけで決めるのではなく、身体へのフィット、使用するインナー、ブーツ、バルブ、フィン、ウエイトの分散、修理やメンテナンス体制まで含めて選ぶことが大切です。
器材全体の購入順位を先に確認したい方は、初心者が最初に買うべきダイビング器材をご覧ください。
Peacefulがドライスーツを購入順位の同率1位にする理由
PEACEFULが考える
初心者が最初に検討したい器材
購入順位 同率1位
ダイブコンピューター
深度・潜水時間・減圧情報を確認し、
自分のダイビングを管理する器材
購入順位 同率1位
ドライスーツ
身体へのフィットと毎回同じ操作感で、
快適さと上達を支える器材
どちらも「上手になってから買う器材」ではなく、
これからダイビングを続けるための土台になる器材です。
身体に直接触れる器材だから
ドライスーツは、首、手首、胴体、腕、脚、足まで身体の広い範囲に触れる器材です。
サイズが合っていないと、首や手首が苦しい、腕や肩を動かしにくい、股や膝がつっぱる、ブーツが合わない、スーツ内に余分な空気が移動しやすいといったストレスにつながります。
自分の身体に合ったドライスーツを使用することで、締め付けや動きにくさなどの違和感を減らし、水中で周囲の状況や自分の呼吸、残圧、バディに意識を向けやすくなります。
レンタルスーツのサイズが苦手意識につながることがある
レンタルドライスーツは、用意されたサイズの中から身体に近いものを選びます。しかし、身長、胸囲、胴囲、肩幅、腕や脚の長さ、足のサイズまで、すべてが自分の身体に合うとは限りません。
スーツが大きすぎると、余った生地やスーツ内の空気が移動しやすくなり、姿勢や浮力を安定させにくくなる場合があります。反対に小さすぎると、首や手首が苦しい、肩や膝を動かしにくい、給排気バルブへ手を伸ばしにくいといった負担につながります。
そのため、本当はドライスーツそのものが苦手なのではなく、身体に合っていないレンタルスーツでの経験から「空気をうまくコントロールできない」「ドライスーツは動きにくい」「自分には向いていない」と感じているダイバーも少なくないとPeacefulでは考えています。
縦方向に大きすぎるスーツには注意が必要です
胸囲や胴囲などの横幅に合わせるため、身長に対して縦方向が大きなレンタルスーツを着用することがあります。この場合、胴や脚の長さが余り、水中で足がスーツのブーツ部分から抜けるようにずれてしまうことがあります。足の動きがフィンへ伝わりにくくなるだけでなく、足側へ空気がたまりやすくなり、姿勢の回復や浮上速度のコントロールが難しくなる可能性があります。
上半身より足側が高くなると、ドライスーツ内の空気は高い位置にある脚やブーツ側へ移動します。
ドライスーツのサイズは、快適さだけの問題ではありません。水中での空気の移動、フィン操作、姿勢、浮上のコントロールにも関わるため、安全面からも身体に合ったスーツを選ぶことが大切です。
毎回同じ給排気の感覚で練習できるから
ドライスーツには給気バルブと排気バルブがあり、水深や姿勢に合わせてスーツ内の空気を調整します。
スーツのサイズ、素材、バルブの位置、排気のしやすさが変わると、水中で感じる空気の動きや操作感も変わります。
毎回同じドライスーツを使用することで、給気量、排気する姿勢、空気が移動する感覚、必要なウエイト量を繰り返し確認できます。
伊豆だけでなく、沖縄やリゾートでも使用できるから
伊豆では一年を通してダイビングを楽しめますが、気温や水温、風、休憩時間によって体感温度は変わります。ドライスーツは、スーツ内に着用するインナーを調整することで、秋・冬・春を中心に長い期間使用できます。
「沖縄や石垣島ではドライスーツは必要ない」と思われることがありますが、沖縄や石垣島の現地ガイドでも、季節や海況、潜る本数によってドライスーツを使用しています。暖かい地域でも、冬から春先の水温、ボート上の風、1日に複数本潜ることによる冷えなどを考えると、ドライスーツが快適な場面があります。
もちろん、沖縄では一年中必ずドライスーツが必要という意味ではありません。潜る地域だけで決めるのではなく、水温、気温、風、ダイビング本数、寒さの感じ方に合わせて、ウェットスーツとドライスーツを使い分けることが大切です。
フィンやウエイト選びの基準になるから
ドライスーツのブーツは、ウェットスーツ用ブーツと大きさや形が異なります。また、スーツとインナーの浮力によって必要なウエイト量も変わります。
そのため、使用するドライスーツを先に決めると、ドライスーツ用フィンのサイズや重さ、アンクルウエイトの必要性、ウエイトベストを含めたウエイトの分散方法を考えやすくなります。
Peacefulのお客様の中には、最初の器材を購入する段階からご相談いただき、サイズやフィンの硬さ・重さなどの条件が合ったことで、夏のウェットスーツと冬のドライスーツで同じフィンを使用できている方もいます。
すべての方が兼用できるわけではありませんが、ウェットスーツ用とドライスーツ用を別々に購入する前に相談していただくことで、ブーツとフットポケットのサイズ、ストラップの調整幅、脚力、姿勢まで含め、兼用できる可能性を確認できます。
購入を先延ばしにしない方がよい理由
Peacefulは、器材の購入を急がせたいわけではありません。まだダイビングを続けるか決めていない方や、潜りたい海や季節が決まっていない方には、レンタル器材を使用しながら経験する方法もあります。
一方で、ダイビングを続ける意思が固まっている場合は、購入の機会を必要以上に先延ばしにするより、早い段階から自分の器材で経験を積む方がよいと考えています。
ドライスーツは、購入しただけで使いこなせる器材ではありません。自分のスーツで潜った回数を重ねることで、給排気、浮力、姿勢、フィンとの組み合わせ、ウエイト量などが少しずつ自分の感覚になっていきます。
また、ダイビング器材は、原材料費、輸送費、為替、メーカーの価格改定などにより、年々価格が上がる傾向があります。購入する意思と必要な仕様が決まっている場合は、理由なく先延ばしにすることで、同じ商品をより高い価格で購入することになる可能性もあります。
ドライスーツは決して安い買い物ではありません。だからこそ、少し価格を抑えるために身体に近い既製サイズで妥協するのではなく、長く使用する前提で採寸し、自分の身体と使用するインナーに合わせたフルオーダーを基本に検討してほしいとPeacefulでは考えています。既製サイズが無理なく身体に合う場合は選択肢になりますが、価格だけでサイズや仕様を妥協しないことが大切です。
購入の決意を先にするという考え方
「もっと上手になってから買う」のではなく、これから続けると決めた段階で自分に合う器材を選び、その器材を使いながら上達していく。これがPeacefulの考える器材購入の基本です。
レンタルドライスーツと自分専用ドライスーツの違い
| 確認項目 | レンタルドライスーツ | 自分専用ドライスーツ |
|---|---|---|
| 身体へのフィット | 用意されたサイズから選ぶ | 身体や着用するインナーに合わせて選べる |
| 給排気の感覚 | スーツによって操作感が変わる場合がある | 同じバルブ位置と操作感で練習できる |
| 必要なウエイト | スーツやサイズが変わると調整が必要 | 自分の基本となるウエイト量を把握しやすい |
| フィンとの相性 | ブーツサイズによってフィンが変わる場合がある | 自分のブーツに合うフィンを継続して使える |
| 使用後の管理 | ショップや施設が管理 | 自分で洗浄・乾燥・保管・点検を行う |
レンタルには、購入前にドライスーツを体験できることや、保管・持ち運びの負担を減らせるメリットがあります。
自分専用のドライスーツには、毎回同じフィット感と操作感で練習できるメリットがあります。どちらが正解ということではなく、今後のダイビング計画に合わせて選びます。
初心者がドライスーツを選ぶときの8つの確認ポイント
1.身体とインナーを含めたサイズ
ドライスーツは、単に身長と体重だけで選ぶものではありません。
首、手首、胸囲、胴囲、腰囲、肩幅、腕や脚の長さ、足のサイズなどを確認し、実際に使用するインナーを着用できる余裕も考えます。
大きすぎるとスーツ内の空気が移動しやすくなり、小さすぎると動きにくさや圧迫感につながります。
2.首・手首のシール
首と手首のシールは、スーツ内への水の侵入を抑える重要な部分です。
緩すぎると水が入りやすくなり、きつすぎると強い圧迫や不快感につながります。サイズだけでなく、肌への当たり方や着脱のしやすさも確認します。
3.肩・腕・膝・股関節の動かしやすさ
器材の装着、バルブ操作、フィンの着脱、エントリーやエキジットを行うためには、陸上と水中で身体を動かせることが必要です。
試着時には立っている姿勢だけでなく、腕を上げる、しゃがむ、膝を曲げる、背中側へ手を回すなどの動作も確認します。
4.クロロプレンタイプとシェルタイプ
ドライスーツには、スーツ自体にも保温性を持たせやすいクロロプレンタイプと、インナーによって保温性を調整するシェルタイプがあります。
動きやすさ、保温性、使用する水温、持ち運び、必要なインナー、ウエイト量、修理体制などを比べて選びます。
クロロプレンタイプは、素材自体に厚みと浮力があり、身体に沿いやすいため、スーツ内の空気が大きく移動する感覚を抑えやすい特徴があります。
シェルタイプは、クロロプレンタイプより余裕のある形状になりやすく、スーツ内で空気が移動する感覚をつかむまで、初心者には少し根気と練習が必要になる場合があります。一方で、素材が薄く動きやすいことや、インナーを変更することで春先や秋口の暑さ・寒さを調整しやすいこと、素材や仕様によっては耐久性に優れることなどのメリットがあります。
初心者だから必ず一方が正解ということではありません。フィット、使用するインナー、練習環境、伊豆での潜り方や今後行きたい海まで含めて判断します。
5.給気・排気バルブの位置と操作性
給気バルブへ手を伸ばしやすいか、排気バルブの位置が身体やBCDに合っているか、厚手のグローブを着用しても操作できるかを確認します。
購入後は、バルブの位置と操作を身体で覚えていくことが大切です。
6.ファスナーの位置と着脱方法
背中側にファスナーがあるタイプと、身体の前側にファスナーがあるタイプでは、着脱方法やバディの手助けが必要かどうかが異なります。
自分で着脱したいのか、使用する場面ではバディやスタッフの補助を受けられるのかも考えて選びます。
7.ブーツとドライスーツ用フィンの相性
ドライスーツのブーツがフィンのフットポケットに収まるか、締め付けが強すぎないか、脱げやすくないかを確認します。
フィンの硬さや重さも、脚力、足首の柔軟性、水中姿勢、足側への空気の移動に影響します。スーツとフィンを別々に考えず、組み合わせて選ぶことが大切です。
8.購入後の修理とメンテナンス体制
ドライスーツは、シール、ファスナー、バルブ、縫製部分などの点検や修理が必要になることがあります。
購入価格だけでなく、どこで点検や修理を受けられるのか、部品の供給や修理期間、相談できる店舗があるかまで確認しましょう。
ドライスーツと一緒に検討したい器材・用品
ドライスーツバッグ
ドライスーツを持ち運び、ファスナーやバルブへ無理な力をかけずに保管するために使用します。スーツを強く折り曲げたり、重い器材の下へ入れたりしないことも大切です。
アンクルウエイト
足側が浮きやすい方の姿勢を調整する方法のひとつです。ただし、全員に必要なわけではありません。
必要かどうかは、実際に使用したうえで確認することが大切です。ドライスーツ用フィンの重さ、ウエイト配分、姿勢、スーツ内の空気量に加え、泳ぎ方や姿勢を自分でコントロールできているかも見ながら、必要性と重さを判断します。
一度だけ一緒に潜った人では分かりにくい癖や変化もあるため、普段から一緒に潜り、泳ぎ方やスキルを継続して見ているインストラクターのアドバイスが重要です。
ウエイトベスト
必要なウエイトを腰だけに集中させず、上半身へ分散するために使用します。
中性浮力を取りやすくし、水中姿勢をコントロールしやすくするため、また腰など身体への負荷を減らすためには、ウエイトの総量だけでなく、身体のどこへ配置し、どのように配分するかが重要です。
ウエイトベスト、ウエイトベルト、BCDのウエイトポケットを組み合わせ、BCDの種類、タンク位置、体格、姿勢などを確認しながら調整します。ただし、上半身へ重さを集めすぎれば別のバランスの崩れにつながるため、緊急時に外せるウエイトの位置も含めて判断します。
ウエイトは総量だけでなく、身体のどこへ配置するかが重要です。
左:ウエイトが腰に集中した場合
腰だけに多くのウエイトを配置すると、腰が沈んで背中が反りやすくなります。その姿勢を補うために頭や足を下げると、身体のバランスが崩れ、ドライスーツ内の空気が高くなった上半身側または足側へ偏りやすくなります。その結果、浮力や姿勢のコントロールに余計な力が必要になる場合があります。
右:ウエイトを適切に分散した場合
ウエイトベスト、BCDのウエイトポケット、ウエイトベルトなどへ適切に分散すると、腰への負担を減らし、水平姿勢を保ちやすくなります。
※適切な配置は、体格、ドライスーツ、フィン、BCD、タンク位置、泳ぎ方によって異なります。アンクルウエイトも全員に必要なものではありません。普段から一緒に潜っているインストラクターと実際の姿勢を確認して調整することが大切です。
ドライスーツ用フィン
ドライスーツのブーツに合うフットポケットと、使用者の脚力や潜り方に合った硬さ・重さを選びます。
ウェットスーツ用とドライスーツ用では、同じフィンを共用できない場合があります。
インナー・靴下・フード
ドライスーツの保温性は、スーツの素材だけでなく、着用するインナーや靴下、フードにも左右されます。
水温だけでなく、気温、風、ダイビング本数、休憩時間、寒さへの強さを考えて選びます。インナーが変われば浮力や必要なウエイト量も変わります。
ドライスーツ購入から海で使用するまでの流れ
- 今後のダイビング計画を確認
普段は伊豆で潜るのか、沖縄や国内外のリゾート旅行でも使用するのか、潜りたい季節や年間の予定本数を確認します。 - 身体・潜り方・予算を確認
体格、筋力、寒さへの強さ、水中姿勢、現在使用している器材などを確認します。 - 素材・仕様・サイズを決定
インナー、シール、ファスナー、バルブ、ブーツ、修理体制などを比較します。 - 採寸または試着
必要なインナーを想定し、身体を動かしたときの圧迫や余りも確認します。 - 完成後のフィットと操作を確認
着脱、ファスナー、給排気バルブ、ホース接続などを確認します。 - 海で正しい使い方を練習
適正ウエイト、給排気、姿勢、浮上、足側へ空気が移動した場合の対処などを練習します。 - 使用後の洗浄・乾燥・保管を確認
ファスナー、シール、バルブを傷めない扱い方と、点検時期をご案内します。
購入前に試してみたい器材がある方へ
気になるドライスーツや関連器材がある場合は、事前にご相談ください。
サイズ、在庫、メーカーの貸出状況、開催する海によって異なりますが、試してみたい器材を可能な範囲でご用意し、実際の着用感や使用感を確認できるよう対応します。
店頭での相談だけでなく、講習やファンダイビングへ向かう車内、ダイビング後の振り返り、公式LINEや電話でも器材についてご相談いただけます。
購入を決める前の相談でも大丈夫です
ドライスーツを購入するか、もう少しレンタルを続けるか、ウェットスーツを先にするかは、今後のダイビング計画によって変わります。コースへの申込みや器材の購入を迫るための相談ではありませんので、現在迷っていることをそのままお知らせください。
ドライスーツは購入後の練習が大切です
自分の身体に合ったドライスーツを購入しても、給排気、浮力調整、排気姿勢、適正ウエイト、足側へ空気が移動した場合の対処などを知らなければ、安全で快適には使用できません。
Peacefulでは、初めてドライスーツを使用する方に、正しい着脱方法、バルブ操作、スクイズを防ぐ給気、浮上時の排気、姿勢、トラブルへの対処などを練習していただきます。
これからオープンウォーターダイバー講習を受講する方は、ライセンス取得とドライスーツSPを同時に学ぶコースも選択できます。
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ドライスーツを長く使うための基本管理
- 使用後は表面、ファスナー、バルブ周辺を真水で洗う
- 内部が湿っている場合は、内側も十分に乾燥させる
- 直射日光や高温になる場所を避けて乾燥・保管する
- ファスナーやシールへ強い折れや圧力をかけない
- 着脱時に爪やアクセサリーでシールを傷つけない
- 給排気バルブ、シール、ファスナー、浸水の有無を定期的に確認する
- 異常や違和感がある場合は、使用を続けず点検を依頼する
Peacefulでご購入いただいたドライスーツは、使用方法だけでなく、保管、状態確認、修理やメンテナンスについても継続してサポートします。
初心者がドライスーツ選びで失敗しやすい例
- 価格やデザインだけで決める
- 身長と体重だけでサイズを決める
- 使用するインナーを考えずに試着する
- 首・手首の圧迫や緩さを確認しない
- ドライスーツのブーツとフィンの相性を確認しない
- 必要なウエイトをすべて腰だけに付ける
- 給排気やトラブル対処を練習せずに使用する
- 購入後の修理やメンテナンス体制を確認しない
ドライスーツは高価だから失敗できないのではなく、身体へのフィットと操作が安全や快適さに関わるため、購入前の確認が大切です。
初心者のドライスーツ購入でよくある質問
初心者がドライスーツを購入するのは早すぎませんか?
潜る地域にかかわらず、安全に楽しく継続する意思が固まっている方であれば、早すぎるとは考えていません。自分のスーツで繰り返し練習することで、給排気や浮力の感覚に慣れやすくなります。数か月以上間が空くと感覚を忘れやすいため、無理のない頻度で経験をつなげることも大切です。
ドライスーツは必ずオーダーで作るべきですか?
既製サイズが身体と使用目的に合えば選択肢になります。ただし、首・手首、肩、腕、胴、脚、ブーツ、使用するインナーまで確認し、無理なく動けることが重要です。体型や希望する仕様によっては、採寸して作る方法をおすすめします。
ドライスーツとダイブコンピューターはどちらを先に買うべきですか?
Peacefulでは同率1位と考えています。ダイブコンピューターは自分の潜水を管理する器材、ドライスーツは身体へのフィットと水中での操作に大きく関わる器材です。予算や今後の日程に合わせて、どちらを先にするか相談します。
アンクルウエイトとウエイトベストは必ず必要ですか?
必ず必要なものではありません。ただし、必要かどうかは実際に試し、スーツ、フィン、BCD、タンク、体格、泳ぎ方、姿勢、必要な総ウエイト量を確認して判断します。普段から一緒に潜っているインストラクターへ相談することをおすすめします。
ウェットスーツ用のフィンをドライスーツでも使えますか?
ドライスーツのブーツが入り、サイズ、硬さ、重さ、ストラップの調整幅が合えば、夏のウェットスーツと冬のドライスーツで同じフィンを使用できる場合があります。器材を購入する前に相談していただければ、兼用できる可能性を確認します。ただし、条件が合わない場合はドライスーツ用として別のフィンを選びます。
インターネットで購入しても大丈夫ですか?
必要なサイズ、仕様、インナー、修理方法、使用方法まで理解していれば購入できる商品もあります。一方で、ドライスーツは身体へのフィット、バルブ、ブーツ、アフターサービスまで確認したい器材です。購入前に、採寸や試着、購入後の修理をどこへ依頼するかまで確認することをおすすめします。
ドライスーツを購入すれば、すぐに一人で使えますか?
購入しただけで安全に使用できるわけではありません。初めて使用する方は、インストラクターと一緒に着脱、給排気、浮力調整、排気姿勢、トラブルへの対処を練習してください。
ドライスーツの価格はどこで確認できますか?
素材、仕様、サイズ、オプション、メーカーの価格改定によって異なります。最新の価格は、店頭、公式LINE、電話、講習やファンダイビングの際にご案内します。
自分に合うドライスーツを一緒に考えます
ドライスーツは、寒さを防ぐだけの器材ではありません。
身体にフィットし、毎回同じ操作感で使用できるドライスーツは、水中で感じる余計な違和感を減らし、スキルの習得と安心感を支えてくれます。
これから潜る地域にかかわらず、安全に楽しくダイビングを続ける意思が決まっている方は、購入する時期を必要以上に先延ばしにせず、自分のドライスーツで経験を積むことも検討してください。
まだ購入を決めていない方、ウェットスーツと迷っている方、現在のレンタルサイズに不満がある方も、今後どのような海で潜りたいかをお聞かせください。
ページ内容監修
ダイビングショップPeaceful代表 渡邉有祐
PADI Master Instructor/PADI Elite Instructor
静岡県富士市を拠点に、伊豆でダイビング講習・ファンダイビングガイド・器材相談を行っています。



