ハイさーい!
2026年8月19日(水)〜22日(土)は、西伊豆の人気ダイビングポイント大瀬崎で、PADIアドバンスド・オープンウォーター・ダイバー(AOW)講習とファンダイビングを開催しました!
8月19日・20日と、8月21日・22日の2組に分かれ、AOW講習で行う5種類のアドベンチャーダイブを実施。PPB(中性浮力)、ディープダイビング、水中ナビゲーション、アンダーウォーター・ナチュラリスト、魚の見分け方を通して、安全に潜るための知識と、海をより深く楽しむための観察力を身につけていただきました。
22日は、オープンウォーターダイバー講習、ビギナーファンダイビング、ベテランダイバー・AOW講習・ファンダイビングの3チームで、それぞれの経験と目的に合わせて大瀬崎の海を楽しんできました♪
パッと読むための目次
2026年8月20日〜22日・大瀬崎の海況
| 日付 | 天気 | 水温 | 透視度 | 風・波 |
|---|---|---|---|---|
| 8月20日 | 晴れ | 24〜27℃ | 10〜20m | 風ほぼなし・波なし |
| 8月21日 | 晴れ | 24〜28℃ | 8〜13m | 風ほぼなし・波なし |
| 8月22日 | 晴れ | 25〜26℃ | 5〜8m | 風ほぼなし・波なし |
3日間とも晴れで、風はほとんどなく、波もない穏やかな海況でした。透視度は8月20日の10〜20mから、22日には5〜8mへ変化。同じ大瀬崎でも、日によって水中の見え方やコンディションが変わることを実感できる数日間となりました。
大瀬崎の湾内・外海の特徴や、初心者から経験者まで楽しめる理由は、大瀬崎ダイビング完全ガイドで詳しく紹介しています。
岩陰でゆっくり休んでいたアオウミガメ。驚かせないよう、距離を保って観察しました。8月19日・AOW講習1日目|PPB・ディープ・水中ナビゲーション
8月19日は3ダイブを行い、中性浮力、安全な深場でのダイビング、コンパスを使った水中ナビゲーションを練習しました。
1本目・PPB|中性浮力とトリム姿勢を確認
1本目は、PPB(ピーク・パフォーマンス・ボイヤンシー)講習です。PPBは、呼吸やBCDを使って浮力を整え、水中で安定して動くためのトレーニングです。
まずはフィンピボットから始め、ホバリングを繰り返し練習しました。浮きすぎたり沈みすぎたりしないように呼吸を意識しながら、自分がホバリングしやすいトリム姿勢を確認します。
姿勢と浮力が安定してきた後は、その感覚を保ったまま泳ぎ始め、大瀬崎の水中を探検。止まっているときだけでなく、泳いでいるときにも中性浮力を維持することを意識していただきました。
中性浮力を維持してアオウミガメを観察。生き物や水底に触れないホバリングを実践しました。2本目・ディープ|NDL・水深・残圧の関係を学ぶ
2本目はディープダイビング講習です。深く潜るほど空気の消費は早くなり、NDL(無減圧限界)にも余裕がなくなります。そのため、NDL・現在の水深・シリンダーの残圧を一つずつ見るのではなく、相互の関係を考えながらダイビングを計画し、管理することが大切です。
講習では、ダイブコンピューターと残圧計をこまめに確認し、深度によって変化する空気消費やNDLを実際に確認していただきました。
また、浅場と深場では色の見え方がどのように変わるのかも比較。水深が増すにつれて自然光の色が失われていく変化を、ご自身の目で実感していただきました。
3本目・水中ナビゲーション|その日の条件に合う判断を
3本目は、水中ナビゲーション講習です。コンパスの基本的な使い方だけでなく、使うときの姿勢、進行方向の確認方法、目標物の選び方など、実際の水中で注意したいポイントを練習しました。
水中の透視度や流れ、地形、明るさは日によって変わります。コンパスだけに頼るのではなく、地形や水深、砂紋、太陽の方向なども手がかりにしながら、その時の条件に合うナビゲーションを選ぶことが重要です。
さらに、フィンキックを使った簡単な距離の測り方から、その応用方法までレクチャー。安全にスタート地点へ戻るための考え方を、実践を通して学んでいただきました。
8月20日・AOW講習2日目|ナチュラリストと魚の見分け方
2日目は、生き物と水中環境への理解を深める2ダイブです。前日に練習した中性浮力や姿勢も活用しながら、生き物へ負担をかけない観察方法を実践しました。
1本目・ナチュラリスト|環境に配慮して生き物を観察
アンダーウォーター・ナチュラリスト講習では、水中生物に近づくときの速度や距離を意識し、驚かせないように静かに観察する方法を学びました。
生き物や水底にマイナスの影響を与えないためには、中性浮力を維持するだけでなく、観察する場所に合わせて体勢を入れ替えることも大切です。砂を巻き上げにくい姿勢や、サンゴ・岩・生き物に触れずに向きを変える方法などを練習しました。
このダイブでは、水中植物を2種類、無脊椎動物を4種類、脊椎動物を5種類観察。種類を探すだけでなく、それぞれがどのような場所で、どのように暮らしているのかにも注目していただきました。
2本目・魚の見分け方|特徴を観察して記録する
魚の見分け方講習では、できるだけ多くの魚をじっくり観察し、体の形、色や模様、泳ぎ方、行動、見つけた場所などを手がかりに種類を識別して記録しました。
ナチュラリスト講習で学んだことを生かし、魚を追いかけ回したり、逃げ道をふさいだりせず、環境に配慮した距離と姿勢で観察できました。魚の名前を覚えることだけでなく、「どこを見れば識別しやすいのか」を知ると、今後のファンダイビングがさらに楽しくなります。
8月21日・22日も同じAOW講習を開催
8月21日・22日にも、同じ5種類のアドベンチャーダイブを組み合わせたAOW講習を開催しました。
PPBで浮力と姿勢を整え、ディープで深度・NDL・残圧の管理を学び、水中ナビゲーションで自分の位置と進行方向を確認する。そして、ナチュラリストと魚の見分け方で、身につけたスキルを生き物観察へつなげていきます。
AOW講習は、単に潜れる水深を広げるためだけのコースではありません。安全管理、中性浮力、方向感覚、環境への配慮など、これからファンダイビングを楽しむために役立つ力を、実際の海で身につけるステップアップ講習です。
講習内容・日程・料金については、PADIアドバンスド・オープンウォーター講習のご案内をご覧ください。
PPB講習で呼吸と浮力を調整し、安定したホバリング姿勢を練習しました。8月22日は3チームで大瀬崎へ
8月22日は、それぞれの経験や目的に合わせて3チームに分かれて潜りました。
- OWD講習チーム:ダイバーになるための基本スキルを練習
- ビギナーファンダイビングチーム:無理のないペースで大瀬崎の海を楽しむ
- ベテランダイバー・AOW講習・ファンダイビングチーム:経験と目的に合わせてスキルアップと生き物観察
これからダイバーを目指す方は、オープンウォーターダイバー講習のトップページから、コースの流れや各プランをご確認いただけます。
ファンダイビングではカメと人気の生き物を観察
22日のファンダイビングでは、カメ、紅色と白色のベニカエルアンコウ2個体、そしてニシキフウライウオを中心に観察してきました!
ゆったり泳ぐカメの姿を楽しみながら、岩や海綿に溶け込むベニカエルアンコウをじっくり捜索。紅色と白色では周囲への溶け込み方も異なり、同じ種類でも色によって印象が大きく変わります。
ニシキフウライウオは、細長い体と独特な姿が魅力的な人気の被写体です。透視度が5〜8mの日でも、近くの生き物をゆっくり探して観察することで、大瀬崎らしい生物の豊かさを楽しむことができました。
大瀬崎をはじめとする西伊豆の海で生き物観察を楽しみたい方は、伊豆ファンダイビングのご案内もご覧ください。
大瀬崎のAOW講習で身につくこと
今回のAOW講習では、5種類のアドベンチャーダイブを通して、次の力を実践的に学びました。
- PPB:呼吸・浮力・トリム姿勢を整え、安定して泳ぐ力
- ディープ:水深、NDL、空気残圧を関連づけて管理する力
- 水中ナビゲーション:コンパスと自然の手がかりから進路を判断する力
- ナチュラリスト:水中環境に配慮し、生き物を静かに観察する力
- 魚の見分け方:魚の形・色・模様・行動から特徴を捉え、記録する力
この5つは、AOW講習中だけで終わるものではありません。講習後のファンダイビングで経験を重ねるほど、安全性と楽しみ方の両方を広げてくれる大切なスキルです。
大瀬崎AOW講習についてのよくある質問
大瀬崎では、どのようなAOW講習ができますか?
海況や参加者の経験に合わせて、中性浮力、ディープダイビング、水中ナビゲーション、ナチュラリスト、魚の見分け方などを実施できます。実施する項目や順番は、当日の海況やコースプランによって変わる場合があります。
AOW講習は何日で行いますか?
今回の講習は、5種類のアドベンチャーダイブを2日間に分けて実施しました。Peacefulでは、目的や体力、取得したいスペシャルティなどに合わせたAOWプランをご案内しています。
AOW取得後も大瀬崎で潜れますか?
はい。AOW講習で身につけた浮力、深度管理、ナビゲーション、生き物観察のスキルは、大瀬崎をはじめとする伊豆のファンダイビングで活用できます。講習後も、経験に合わせて無理のないチームでご案内します。
まとめ|講習もファンダイビングも楽しめた4日間
2026年8月19日〜22日の大瀬崎では、2組のAOW講習を中心に、OWD講習、ビギナーからベテランまでのファンダイビングを開催しました。
AOW講習では、PPB、ディープ、水中ナビゲーション、ナチュラリスト、魚の見分け方の5ダイブを実施。22日のファンダイビングでは、カメ、紅色と白色のベニカエルアンコウ、ニシキフウライウオなど、大瀬崎の人気生物にも出会うことができました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました!これからも身につけたスキルを生かしながら、いろいろな伊豆の海を一緒に楽しんでいきましょう♪
海藻に溶け込むように隠れていた、小さなハチジョウタツを観察できました。
赤いヤギのそばで、周囲に溶け込むように漂っていたニシキフウライウオ。
岩場に溶け込んでいた、体長約1.5cmの小さな白いベニカエルアンコウ。
海藻のそばに隠れていた、紅色の大きなベニカエルアンコウ。鮮やかな体色が印象的でした。AOW講習やファンダイビングの日程・チーム分け・送迎について迷っている方は、まずは相談フォームからお問い合わせください。参加日やコースが決まっている方は、ご予約・お申し込みフォームをご利用いただけます。



