ダイビング知識

大瀬崎で昼と夜を潜り比べ|下見ダイブから楽しむナイトダイビング【2026年10月14日】

2026年10月14日 大瀬崎ナイトダイビング

  • ダイビングポイント:西伊豆・大瀬崎
  • 内容:昼の下見ダイブ+ナイトダイビング
  • 最高水温:22℃
  • 最低水温:21℃
  • 透視度:約5m
  • 風:なし
  • 波:凪

ハイさーい!こんにちは。

10月14日は、西伊豆・大瀬崎で昼の下見ダイブとナイトダイビングを楽しんできました。

Peacefulのナイトダイビングでは、明るい昼間のうちに一度海へ入り、エントリー・エキジット場所、水中の目印、深度、進む方向などを確認します。

そして夜は、昼間に下見した同じルートをナイトダイビングで潜ります。

事前に水中の地形やルートを確認しておくことで、暗くなってから初めての場所を探りながら泳ぐのではなく、昼間に確認した目印をたどりながら落ち着いて潜ることができます。

同じ場所を昼と夜に潜ることで、生き物の居場所や行動がどのように変化するのかを見比べられることも、大きな楽しみです。

大瀬崎の湾内・外海・先端などの特徴を確認したい方は、大瀬崎ダイビングポイントの詳しいご案内もご覧ください。

10月14日の大瀬崎の海況

この日の大瀬崎は風がなく、海面も穏やかな凪でした。

水温は最高22℃・最低21℃。透視度は約5mでした。

昼間の下見ダイブでは、水中の地形や目印を確認しながら、ナイトダイビングで使用するルートを実際に泳ぎました。

透視度が約5mの日は、水中で進む方向や現在地を把握することがより重要になります。そのため、明るい時間帯に同じルートを確認しておくことが、夜の安心感につながります。

今回のナイトダイビングの流れ

  1. 昼間に下見ダイブを行う
  2. エントリー・エキジット場所を確認する
  3. 水中の目印・深度・折り返し地点を確認する
  4. 日没後、昼間に確認した同じルートを潜る
  5. 昼と夜の生き物や景色の違いを観察する

まずは昼間にナイトダイビングのルートを下見

昼の下見ダイブでは、生き物を楽しみながら、夜に通るルートを確認しました。

明るい時間帯に水中の景色を覚え、特徴のある岩、砂地、海中の構造物、深度の変化などを確認しておきます。

大瀬崎の湾内は比較的穏やかな日が多いポイントですが、水中には砂地や人工物など、景色の似ている場所もあります。

昼の下見は、夜に迷わず潜るための準備であると同時に、同じ場所にいる生き物の昼と夜の違いを確認する機会でもあります。

昼間に出会ったコケギンポの仲間

岩場では、巣穴から顔を出すコケギンポの仲間を観察しました。

表情がかわいらしく、水中写真の被写体としても人気です。夜になったときに、同じ場所でどのように過ごしているのかも気になるところです。

大瀬崎の昼の下見ダイブで巣穴から顔を出すコケギンポの仲間昼の下見ダイブで観察したコケギンポの仲間。巣穴からこちらを見つめていました。

砂地で見つけたミヤケテグリ

砂地では、赤い体色と特徴的な模様が印象的なミヤケテグリを観察しました。

昼間のうちに生き物がいた場所や周囲の目印を確認しておくと、夜に同じ場所を通ったときの変化を比べやすくなります。

大瀬崎の昼の下見ダイブで観察したミヤケテグリ昼の下見ダイブで観察したミヤケテグリ。赤い体色と特徴的な模様が印象的でした。

海中の構造物もルートの目印になります

下見ダイブでは、生き物だけでなく水中の構造物や特徴的な景色も確認します。

昼間に見た目印を記憶しておくことで、夜にライトで照らしたときも現在地を把握しやすくなります。

大瀬崎ナイトダイビングのルート確認で目印にした海中の構造物昼の下見ダイブでは、特徴的な構造物や地形もルートの目印として確認します。

昼間に観察したヤドカリ

貝殻から大きな目をのぞかせるヤドカリも観察できました。

甲殻類の中には、夜になると昼間より活発に動き始める種類もいます。同じ場所を昼夜で潜ることで、生き物の行動の変化に気づくことができます。

大瀬崎の昼の下見ダイビングで貝殻から顔を出すヤドカリ昼の下見ダイブで観察したヤドカリ。夜になると甲殻類の動きにも変化が見られます。

小さなオレンジ色のカエルアンコウ

昼間の砂地では、小さなオレンジ色のカエルアンコウも発見しました。

周囲の砂や小石と比べると、その小ささがよく分かります。こうした生き物の場所を確認しながら潜れることも、下見ダイブの面白さです。

大瀬崎の昼の下見ダイビングで見つけたオレンジ色のカエルアンコウ昼の砂地で見つけた小さなオレンジ色のカエルアンコウ。

日没後は昼間に確認した同じルートへ

日が沈んだ後は、水中ライトを持って再び海へ入ります。

潜るルートは、昼間に下見したルートと同じです。

昼間に見た砂地や構造物も、夜になるとライトで照らした部分だけが浮かび上がり、まったく違う景色に見えます。

すでに地形や進む方向を確認していても、暗闇の中では昼間とは違う緊張感があります。

その緊張感と、ライトの先に何が現れるか分からないワクワク感が、ナイトダイビングの魅力です。

同じ場所でも夜になると生き物の姿が変わります

夜の海では、昼間に活動していた魚が岩陰で身体を休めたり、反対に昼間は隠れていた生き物が砂地へ出てきたりします。

同じルートを潜っているからこそ、「昼間はここにいなかった」「昼に見た魚が夜は休んでいる」といった違いに気づきやすくなります。

ライトの先に現れた大きなヒラメ

砂地を進んでいると、ライトの先に大きなヒラメが現れました。

暗闇の中から大きな身体が浮かび上がる瞬間は、ナイトダイビングならではの驚きがあります。

大瀬崎ナイトダイビングで砂地に現れた大きなヒラメライトの先に現れた大きなヒラメ。昼とは違う夜の大瀬崎を実感する出会いでした。

夜の砂地で観察したニシキフウライウオ

夜の砂地では、特徴的な姿をしたニシキフウライウオも観察できました。

周囲の環境に溶け込むような色と形をしているため、ライトで照らしても見落としてしまいそうです。

暗い海の中で一つの生き物に集中できるため、独特なヒレの形や細かな模様までじっくり見ることができました。

大瀬崎ナイトダイビングの砂地で観察したニシキフウライウオ夜の砂地で観察したニシキフウライウオ。周囲に溶け込むような姿が印象的でした。

岩陰で休むウミガメ

岩陰では、身体を休めているウミガメにも出会いました。

夜の海では、ウミガメが岩場や岩陰で静かに休んでいる姿を観察できることがあります。

ライトの光を長時間当てたり、必要以上に近づいたりせず、驚かせないよう距離を保ちながら観察しました。

普段とは違う生き物の姿を見られることも、ナイトダイビングの大きな面白さです。

大瀬崎のナイトダイビングで岩陰で休むウミガメ大瀬崎のナイトダイビングで出会った、岩陰で静かに休むウミガメ。驚かせないよう距離を保って観察しました。

暗闇に溶け込む生き物を探す楽しさ

夜の海では、海藻や海中の構造物に溶け込むような生き物も、ライトをゆっくり動かすことで見つけやすくなります。

ただ明るく照らすだけではなく、不自然に動くものや、周囲と少し形が違う部分を探すことが、生き物を見つけるコツです。

大瀬崎ナイトダイビングで海中の構造物に溶け込む生き物暗闇の中、周囲に溶け込む生き物をライトで探していきます。

昼と夜を同じルートで潜る面白さ

今回のナイトダイビングは、夜の1ダイブだけを楽しんだのではありません。

昼間にルートを下見し、その同じ場所を夜にもう一度潜ることで、景色や生き物の変化を体験しました。

昼の下見ダイブ

  • 水中の地形を確認する
  • 進む方向と深度を確認する
  • 目印や折り返し地点を覚える
  • 昼間の生き物を観察する

ナイトダイビング

  • 昼に確認したルートを潜る
  • ライトで水中の目印を確認する
  • 夜に活動する生き物を探す
  • 昼夜の生き物の違いを観察する

昼間は景色全体を見ながら潜り、夜はライトの先に集中して潜ります。

同じ場所でも見えるものが変わるため、1日の中で二つの異なる海を楽しんでいるような感覚になります。

今回のナイトダイビング動画

夜の海の雰囲気や生き物の動きは、Instagramの動画でもご覧いただけます。

大瀬崎ナイトダイビングの様子を動画でご覧いただけます。

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透視度5mでもナイトダイビングは楽しめる?

今回の透視度は約5mでした。

ナイトダイビングでは、ライトが届く範囲を中心に生き物を探すため、昼間のダイビングとは透視度の感じ方が異なります。

ただし、透視度が低いほどバディやガイドとの距離、進む方向、現在地の確認が重要になります。

Peacefulでは昼間に同じルートを下見し、水中の目印や折り返し地点を確認してから夜の海へ入ります。

ナイトダイビングで大切な安全管理

ナイトダイビングでは、昼間の下見に加えて、夜間用の準備と確認を行います。

  • 昼間に同じルートを実際に潜って確認する
  • エントリー・エキジット場所を確認する
  • 水中の目印・深度・折り返し地点を確認する
  • メインライトと予備ライトを準備する
  • ライトを使った水中サインを確認する
  • バディやガイドとの距離を保つ
  • 残圧とダイブコンピューターをこまめに確認する
  • 砂を巻き上げないよう浮力とフィンワークを意識する
  • 生き物を強い光で長時間照らし続けない

参加される方の経験本数、ブランク、浮力コントロール、当日の海況などを確認したうえでご案内します。

大瀬崎ナイトダイビングのよくある質問

なぜ昼間に下見ダイブをするのですか?

暗くなる前にエントリー・エキジット場所、水中の地形、目印、深度、折り返し地点を確認するためです。夜は昼間に下見した同じルートを潜ります。

昼と夜は同じルートを潜りますか?

はい。Peacefulでは、昼間に確認したルートをナイトダイビングでも使用します。同じ場所を潜ることで、水中の方向を把握しやすくなり、生き物の昼夜の違いも観察できます。

初めてのナイトダイビングでも参加できますか?

ライセンス、経験本数、ブランク、浮力コントロールなどを確認したうえで判断します。初めての方には、ライトの使い方や夜間の水中サインなどを事前に説明します。

水中ライトを持っていなくても参加できますか?

必要な器材やレンタルの可否について、予約時にご確認ください。ナイトダイビングでは、メインライトに加えて予備ライトの準備も重要です。

10月の大瀬崎はウェットスーツでも潜れますか?

今回の水温は21~22℃でしたが、夜は気温が下がり、ダイビング後に身体が冷えやすくなります。寒さへの強さや当日の気温によっては、ドライスーツがおすすめです。

昼と夜、二つの大瀬崎を楽しみませんか?

今回の大瀬崎は、水温21~22℃、透視度約5m、無風・凪という穏やかな海況でした。

昼間にルートを下見し、日没後に同じルートをナイトダイビング。

昼に見つけた小さなカエルアンコウやコケギンポの仲間、夜のライトの先に現れた大きなヒラメや、岩陰で静かに休むウミガメなど、同じ場所でも時間によって変化する海を楽しめました。

昼間に何度も潜ったことがある大瀬崎でも、夜になると景色も生き物の行動も変わります。

「昼に見た海が、夜にはまったく違う海になる」

その変化を実際に見比べられることが、大瀬崎ナイトダイビングの大きな魅力です。

伊豆でナイトダイビングをしてみたい方、大瀬崎の昼と夜を潜り比べてみたい方は、現在の経験や希望日程をお知らせください。

\大瀬崎ナイトダイビングをご相談ください/

執筆・監修
ダイビングショップPeaceful代表 渡邉有祐
PADI Master Instructor/PADI Elite Instructor/EFR Instructor
静岡県富士市を拠点に、西伊豆・大瀬崎を中心とした伊豆各地でダイビング講習・ファンダイビングツアーを開催しています。

※水温・透視度・風・波などの海況は、日程、時間、場所、深度によって変化します。本記事の数値は2026年10月14日の実測データです。

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