ダイビング知識

バイク・ゴルフ・釣り・登山・ダイビング|本当にお金がかかる大人の趣味はどれ?

40代・50代向けにバイク・ゴルフ・ブラックバス釣り・登山・ダイビングの初期費用・1回の費用・年間費用を比較 バイク、ゴルフ、ブラックバス釣り、登山、ダイビング。自分の道具を持って続ける場合の費用を比較します。

前回の記事では、私自身が経験してきたバイク、ゴルフ、ブラックバス釣り、登山、ダイビングについて、それぞれの魅力や、長く続けて感じたことを書きました。

今回は、その続編です。

「実際に始めるには、いくら必要なのか?」

「続けていくと、年間でどのくらいかかるのか?」

40代・50代から新しい趣味を始めるなら、楽しさだけではなく、費用も気になると思います。

そこで今回は、私自身が実際に経験してきた5つの趣味について、始めるための費用、1回あたりの費用、年間の維持費を比べてみます。

この記事は「大人の趣味比較」第2話です

それぞれの魅力や、私が実際に続けて感じた違いは、前編の40代・50代から始める趣味は何がいい?経験者が本音で比較してみたで紹介しています。

なお、私がそれぞれの趣味を始めた当時と現在では、道具やサービスの価格も変わっています。

そのため、私自身の経験だけで金額を決めるのではなく、2026年7月時点で公開されている料金や一般的な相場も確認したうえで、現実的な範囲にまとめました。


今回は「一番安く始める方法」では比較しません

趣味にかかる費用は、楽しみ方によって大きく変わります。

ゴルフなら、中古クラブを買い、安いコースだけを選べば費用を抑えられます。

ブラックバス釣りも、ロッド1本で岸から釣るだけなら、それほど高額にはなりません。

ダイビングも、器材をすべてレンタルすれば、最初の出費は抑えられます。

しかし、それでは趣味ごとの条件が揃いません。

今回は、どの趣味も「自分の道具を持ち、継続して楽しむ段階」を基本にして比較します。

今回の比較条件

  • バイクは400ccクラスの車体を所有する(大型バイクや高級車種はさらに高額になります)
  • ゴルフは自分のクラブを所有し、月1回程度ラウンドする(高級クラブや会員権は別に考えます)
  • ブラックバス釣りは複数のタックルを揃え、レンタルボートも利用する
  • 登山は靴、ザック、レインウェアなどを自分で揃える(縦走やテント泊は別に考えます)
  • ダイビングはライセンス取得後、一般的な価格帯の器材一式を購入する

さらに、ゴルフ会員権、バスボート、ドライスーツなど、より本格的に続けた場合の費用も別に紹介します。

車体、ゴルフ会員権、ボートなどは、状態や市場価格によっては後から売却できる場合もあります。ただし、購入価格に近い金額で売却できるとは限りません。

そのため、ここで紹介する初期費用は、すべて使って消えるお金ではなく、その趣味を所有して楽しむために、最初に必要になる金額としてご覧ください。


バイク・ゴルフ・釣り・登山・ダイビングの費用比較

趣味 今回の条件 初期費用 1回の費用 年間の目安 本格的に続ける場合
バイク 400ccを所有 車体60万~110万円
装備15万~30万円(免許取得費用を除く)
2,000円~1万円程度 15万~30万円程度
(有料駐車場代を除く)
有料駐車場、カスタム、遠方ツーリングで増加
ゴルフ クラブ所有
月1回ラウンド
10万~30万円程度 1万~2万5,000円程度 20万~45万円程度 会員権、名義書換料、年会費が必要になる場合もある
ブラックバス釣り 複数タックル所有
ボートも利用
15万~50万円程度 岸釣り3,000円~1万円程度
ボート1万~4万円程度
15万~50万円以上 バスボートは中古200万~500万円、新艇300万~1,000万円程度
登山 日帰り・低山用の装備を所有 8万~15万円程度 3,000円~1万5,000円程度 5万~20万円程度 雪山、山小屋、テント、遠征で増加
ダイビング ライセンス取得
器材一式を所有
講習+器材で50万~70万円程度 1万5,000円~3万円程度 20万~40万円程度 ドライスーツまで含めると初期総額60万~100万円程度

※年間費用は月1回程度楽しむ場合を基本にした目安です。バイクは年間走行距離、ゴルフ・釣り・登山・ダイビングは行く場所や交通費によって大きく変わります。

※宿泊を伴う遠征、旅行、海外ツアー、高額なカメラやカスタム用品などは含めていません。


バイク|400ccを所有すると年間15万~30万円程度

私がバイクに乗り始めたのは高校生の頃です。

今回は、40代・50代から大人の趣味として所有することを考え、400ccクラスで計算しました。

車体価格は、車種、新車、中古車、年式によって大きく変わりますが、おおよそ60万~110万円程度。

さらに、ヘルメット、ジャケット、グローブ、ブーツ、レインウェア、仲間との会話や音楽を楽しめるインカムなどで、15万~30万円程度は考えておきたいところです。

普通二輪免許を持っていない場合は、教習所などの免許取得費用も必要になります。

400ccバイクの年間維持費に含めるもの

  • 軽自動車税
  • 重量税
  • 自賠責保険
  • 任意保険
  • 車検費用
  • ガソリン代
  • オイル、タイヤ、チェーンなどの消耗品
  • 必要な場合は駐車場代

400ccバイクの年間維持費は、一般的な使用で15万~30万円程度が目安になります。

この金額には、車検、自賠責保険、任意保険、税金、ガソリン、通常のメンテナンスを含めています。有料駐車場代は含めていません。

自宅で保管できず月極駐車場を借りる場合は、地域によって年間6万~12万円以上が加わり、年間維持費の総額が20万~40万円程度になることもあります。

バイクは乗らない月があっても、税金、保険、車検などの維持費がかかります。

ただ、目的地がなくても、走ること自体が楽しい。

これは、ほかの趣味にはないバイクの大きな魅力だと思います。


ゴルフ|月1回でも年間20万~45万円程度

私は20代前半からゴルフを始め、一番やっていた頃はアベレージ90弱くらいでした。

自分のクラブ一式、キャディバッグ、シューズ、ウェアなどを揃えると、10万~30万円程度が一つの目安です。

初心者向けセットなら、もう少し安く始めることもできます。ただし、長く続けるつもりなら、試打やフィッティングを受け、体格、ヘッドスピード、スイングに合ったクラブを選んだ方が、短期間での買い替えを減らしやすいと思います。

ただ、続けていくと、ドライバー、アイアン、ウェッジ、パターなど、それぞれにこだわりが出てきます。

ラウンド料金は平日と土日、地域、コースによって変わりますが、1回1万~2万5,000円程度。

さらに、練習場代、ボール、グローブ、交通費、食事代などもかかります。

月1回のラウンドを続ける場合は、年間20万~45万円程度が現実的な範囲だと思います。

ゴルフ会員権を購入する場合

ゴルフには、ビジターとしてプレーするほかに、ゴルフ会員権を購入する楽しみ方があります。

会員権は数十万円で購入できるコースもありますが、人気コースや名門コースでは数百万円以上になることも珍しくありません。

さらに、会員権代だけではなく、名義書換料、入会預託金、年会費などが必要になる場合があります。

年会費の目安は3万~15万円程度ですが、コースによって大きく異なります。

会員になった後も、毎回のプレー料金が無料になるわけではありません。

その代わり、予約の取りやすさ、会員料金、クラブ競技への参加など、会員ならではの価値があります。

ゴルフは始め方だけを見ると比較的手軽ですが、本格的に続けるほど費用の幅が大きくなる趣味です。ビジターとしてのプレーが中心なら、必ずしも会員権を購入する必要はありません。


ブラックバス釣り|ボートを使うとゴルフ並みにかかる

ブラックバス釣りにも、本当に夢中になりました。

私自身、ロッドを15本ほど所有し、バスボートを購入する寸前まで考えたことがあります。

岸からロッド1本で釣るだけなら、それほど高額な趣味ではありません。

しかし、釣り方やルアーに合わせてロッドとリールを揃え、ライン、ルアー、バッグ、偏光グラスなどにこだわり始めると、15万~50万円程度は珍しくありません。

さらに、ボート釣りを始めると費用が変わります。

ローボートや免許不要艇なら数千円で借りられる場合もありますが、エンジン付きのバスボートは1日2万~4万円程度かかることがあります。

ガソリン代、交通費、船舶免許、魚群探知機やエレキなどまで考えると、月1回でも年間15万~50万円以上になる可能性があります。

バスボートを所有する場合

自分のバスボートを所有する場合は、一気に金額が変わります。

一般的なバスボートは、船体とトレーラーを合わせて、中古で200万~500万円程度、新艇では300万~1,000万円程度とされています。

購入した後も、保管場所、保険、船検、エンジン整備、燃料、トレーラーの車検や維持費がかかります。

私は本当に購入寸前まで考えましたが、釣りは深くハマるほど、道具だけではなく、釣りをする環境そのものにお金をかけたくなる趣味だと思います。


登山|低山なら比較的費用を抑えやすい

私は高校時代に山岳部に所属し、現在も年に数回は低山を歩いています。

日帰りの低山を前提にすると、主に必要になるのは次のような装備です。

  • 登山靴
  • ザック
  • レインウェア
  • 登山用ウェア
  • 防寒着
  • ヘッドライト
  • 水筒や行動食を入れる装備

一式をきちんと揃えると、8万~15万円程度が目安です。

近くの低山なら、1回にかかる費用は交通費や食事代を含めて3,000円~1万5,000円程度。

今回比較した趣味の中では、比較的費用を抑えて続けやすい趣味です。

ただし、登山も目指す山によって大きく変わります。

雪山装備、テント、山小屋、遠方への交通費、ガイド費用などが加われば、決して安い趣味とは言えません。雪山装備は10万~20万円以上、テントも5万円以上になる場合があります。

近くの低山を歩くのか、日本アルプスや雪山を目指すのかによって、必要な費用も装備も変わります。


ダイビング|器材購入を含めると初期費用50万~70万円程度

ダイビングは「お金がかかる趣味」というイメージを持たれやすいと思います。

確かに、決して安い趣味ではありません。

今回はほかの趣味と条件を揃えるため、器材をすべてレンタルするのではなく、自分の器材を購入することを前提に比較します。

最初に必要になるのは、ダイビングライセンスの取得費用です。

一般的なオープンウォーターダイバー講習は、内容によって5万~10万円程度ですが、表示料金に教材費、申請料、レンタル器材、施設利用料などが含まれているかによって最終総額が変わります。

講習料金の違いについては、ダイビングライセンスの費用相場|3万円と11万円の違いで詳しく解説しています。

自分のダイビング器材を一式揃える場合

  • マスク、スノーケル、フィン、ブーツ、グローブ
  • ウェットスーツ
  • BCD
  • レギュレーター
  • 残圧計などのゲージ類
  • ダイブコンピューター
  • メッシュバッグなど

これらを一般的な価格帯で揃えると、おおよそ40万~60万円程度。

ライセンス取得費用と合わせると、初期費用は50万~70万円程度になります。

伊豆で一年を通して潜るためにドライスーツまで購入する場合は、初期総額60万~100万円程度を考えておいた方がよいでしょう。

ファンダイビングは、ポイント、ビーチ、ボート、交通費などによって変わりますが、1回1万5,000円~3万円程度。

月1回潜る場合は、器材のメンテナンスも含めて年間20万~40万円程度が一つの目安になります。

ただし、最初から器材を買う必要はありません

この記事では公平に比較するため、器材を購入する条件にしています。

しかし、実際にダイビングを始めるときは、最初から器材一式を購入する必要はありません。

Peacefulのライセンス講習ではレンタル器材を用意しています。

まずはレンタル器材で海を経験し、ダイビングを続けたいと思ってから、自分に必要な器材を少しずつ揃える方法でも大丈夫です。

器材は、安いか高いかだけではなく、自分の体格、潜る季節、行きたい海、使いやすさを考えて選ぶことが大切です。


結局、一番お金がかかる趣味はどれ?

今回比較してみると、どの段階まで楽しむかによって結果が変わります。

比べる項目 費用が大きくなりやすい趣味 理由
最初に必要な金額 バイク・ダイビング 車体や器材一式が必要
1回あたりの費用 ゴルフ・ボート釣り・ダイビング 施設、ボート、サービス利用料がかかる
本格的にハマった場合 ゴルフ・ブラックバス釣り 会員権やバスボートで数百万円になることがある
比較的抑えやすい 近場の日帰り登山 装備を揃えた後の施設利用料が少ない

つまり、単純に「一番お金がかかる趣味」を一つだけ決めることはできません。一般的な始め方では、車体購入と毎年の固定費が必要なバイクの負担が大きく見えますが、ゴルフ会員権やバスボートまで購入すれば、ゴルフやブラックバス釣りの方が高額になる場合もあります。

また、費用とは別に、バイクは公道を走る以上、事故のリスクも考えなければなりません。自分が注意していても、他車、道路状況、天候の影響を受けるため、適度な緊張感も含めて楽しむ趣味だと感じています。

ゴルフは会員権を買うか。

ブラックバス釣りは岸から釣るか、バスボートを所有するか。

登山は近くの低山を歩くか、遠征や雪山まで行くか。

ダイビングはレンタル器材を利用するか、自分の器材を揃えるか。

同じ趣味でも、どこまでやるかによって金額は大きく変わります。


ダイビングだけが特別に高い趣味ではない

ダイビングは、ライセンス取得や器材購入が必要になるため、最初の金額が見えやすい趣味です。

そのため、「ダイビングは高い」と感じられやすいのかもしれません。

しかし、400ccバイクを所有し、車検や保険を払いながら乗る。

ゴルフクラブを揃え、毎月ラウンドし、場合によっては会員権を購入する。

複数のタックルを持ち、レンタルボートを利用したり、バスボートを所有したりする。

そこまで含めて比べると、ダイビングだけが特別に高いとは言えません。

大人が自分の道具を持ち、本格的に楽しむ趣味には、どれもある程度のお金がかかります。

違うのは、何にお金を使い、どのような時間を過ごせるかだと思います。


大切なのは、金額に見合う時間を過ごせるか

趣味は、安ければ良いというものではありません。

反対に、高い道具を買えば必ず楽しくなるわけでもありません。

大切なのは、その趣味に使ったお金と時間に対して、

「今日も楽しかった」

「また行きたい」

「続けていて良かった」

と思えるかどうかではないでしょうか。

ダイビングは、海へ入ってしまえばスマートフォンも仕事の電話も届きません。

ゴルフのスコアや釣りの釣果のような結果がなくても、水中にいる時間そのものを楽しめます。

私自身、さまざまな趣味を経験してきました。

その中でダイビングには、費用だけでは比べられない時間があると感じています。

もちろん、どの趣味を選ぶかは人それぞれです。

この記事が、40代・50代から新しい趣味を探している方にとって、自分に合った楽しみ方を考えるきっかけになれば嬉しく思います。


ダイビングに興味を持った方へ

ダイビングは、最初から高額な器材を購入しなければ始められない趣味ではありません。

まずは自分に合った日程とペースでライセンスを取得し、伊豆の海を経験してから、続け方や器材について考えても遅くありません。


■ このシリーズについて

このシリーズは、私自身が長年楽しんできた趣味や、その経験をもとに感じたことを書いています。

趣味に正解はありませんし、楽しみ方や、お金をかける場所も人それぞれです。

「どれが一番良い趣味か」を決めるためではなく、これから新しい趣味を始めようと思っている方が、自分に合った趣味を見つけるきっかけになれば嬉しく思います。

これからも、実際に経験してきたからこそ伝えられる「40代・50代から始める大人の趣味比較」をお届けしていきます。


■ 金額の参考資料

記事内の金額は、私自身の経験に加え、2026年7月時点で確認できる公開情報を参考に、分かりやすい範囲に丸めています。

※実際の料金は、購入時期、メーカー、地域、利用条件によって変わります。申し込みや購入の前に、各店舗やサービスの最新料金をご確認ください。

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